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「劇場版ウルトラマンオーブ」舞台挨拶レポート(2017/3/11 新宿ピカデリー)

開催日時:2017/3/11(土)8:20~10:10(上映70分+トーク30分)
登壇者:石黒英雄松浦雅、髙橋直人、ねりお弘晃、青柳尊哉、柳沢慎吾
会場:新宿ピカデリー スクリーン1

劇場版ウルトラマンオーブ公開日の舞台挨拶に行ってきました。
以下、レポートです。記憶を頼りに書いていますので言い回しは正確でないかもしれません。こんなニュアンスの発言をしていた…くらいの気持ちでお読みください。

上映前の様子など

チケットが即完売した今回の上映、新宿ピカデリーはファンでいっぱいでした。8:20という早い時間の上映でしたが子どもが割りと多くて嬉しいことでした。隣に座っていた男の子は「おーぶだ」「ガイさ~ん」と可愛いリアクションをしていて和みました。

登場

上映の終了後は拍手が沸き起こりました。劇場内が明るくなると、まず出てきたのは司会のお姉さん「いかがでしたか?」と言われて会場は拍手。
ここでお姉さんから撮影録音は禁止、席を立たずに楽しんでください、などいつもの注意事項がアナウンスされます。そして、キャストや監督が1人ずつ登場。

まずは田口監督が登場
監督「今日はご覧いただきありがとうございます。本当に満員で、みなさんの拍手を聞いて嬉しいです」
オーブの劇場版は「劇場で皆で声を出しながら観る用に作りました」とのことでした。

次はガイさん(石黒さん)
石黒「面白かったですか~?」
→会場 大きな拍手と歓声
石黒「こんにちはー!」
→会場「こんにちはー!」
石黒「・・・あ、おはようございます、でしたね」
この時、だいたい9:40でした。笑う石黒さんがチャーミング。

次はキャップ
松浦 「夢野ナオミ役の松浦雅です。よろしくお願いします」
子ども達の前に出るのは初めてっぽくて緊張してたのかしら。
松浦さんはナオミの演技をしている時よりも、美人で華やかで素敵なひとでした。

ジェッタ
「ジェッタ役の高橋直人です。よろしくお願いします 」
高橋君も緊張していたのかな?言葉少なでした。

シン
「ねりおひろあきでございます!」と壇上にあがるなり陽気に叫ぶ。
この時点で、めっちゃシンさん。
ねりお「シンくんのこと、好きな人ー!」
→手をあげる観客
この様子を見たガイさんが笑ってて楽しそうでした。

次はジャグラー
青柳さんの姿が見えるとすぐに観客から「ジャグラー!」「ジャグジャグー!」と大きな歓声
青柳「青柳尊哉です。本日はたくさんの方に足をお運びいただきありがとうございます」話し方がクールな感じで格好良かったです。

渋川さん
おどけた調子で登場する柳沢慎吾さん。渋川さんのキャラまんま!
渋川さん、自分の立ち位置がわからなかったようで「どこ!?」と叫ぶと、
ガイさんジャグラーさんが同時に反応して、ここです、と隣を指差してました。

※並びはシン・ジェッタ・ナオミ・ガイ・渋川・ジャグラー・田口監督

この人の力を借りたいという人はいますか?

司会「石黒さんに質問です。この人の力を借りたい、という人はいますか?」

石黒「慎吾さんです」とのこと。
「場を和ます力、盛り上げる力がすごい」と。
現場で柳沢慎吾さんが休憩時間に盛上げてくれて、すごく場の雰囲気が良いみたいです。

柳沢「しゃべってしゃべって!本番になったらハァ・・・って、すごい疲れてるんだよね!(笑)」とおどけて話してました。「ハァ・・・」の時は首を傾けて疲れた表情をしてみせて表情豊か。

石黒さんが力を借りたい人はもう1人いるそうで
「力を借りたいというか、、、田口監督の頭の中を見てみたいです。どうなってるのかと」→こういう劇場版を作った監督の考え方を知りたいらしいです。
「本当に面白いんですよ、この映画!面白かったですよね!」
→会場拍手

ナオミのアクション

松浦「パワードタイツは元々は私がやる予定ではなくて…」
石黒「え!?」(デカい声)
柳沢「え!?」(デカい声)
石黒「え、俺?」
柳沢「俺?」
松浦「ちがうよ~」
リアクション芸人並みにふざける2人がそろってしまい、雅ちゃんトーク中断(笑)

髙橋「俺かシンさんがやる予定だったの!?」
→あーだこーだ言いはじめる男達
石黒「もめないで!!公開初日だから!」
※言い方が『私のために争わないで』風味。

青柳「じゃあ俺やる」
石黒「お前はいい!」前に出てきて力いっぱいジャグ否定するガイさん
柳沢「かぶってるよ!」(ガイさんが前に出たので渋川さんが隠れました)
もうカオスですw

仕切り直して、ナオミの話を聞いてみると
「スタントのかたがやる予定だったけれど、私がダンスをやっているとスタッフのかたが知ったことから、私がやることになりました」
ということでした。

シンの発明で好きなものは?

ねりお「タイムマシン。シンだったら完成させられると思います。発明の中で唯一未完成でフラグを回収してないので、いつか見れたらなと思います」…と田口監督に熱視線を送るシンさん

ジャグラーに何があったか

司会「執事になっていましたが、TVから劇場版までの間になにがあったのでしょうか」

ガイ「バイトの面接に落ちて落ちてたんですよ」
ジャグラー「証明写真を撮って撮って、、でも写真機の中で変身できないんですよ」*1

「子供にはわからないかもしれないけど、就職活動というのは目標に向かって進むものですからね。「いかにしてクレナイ・ガイを倒すか」ってことを考えた就活でしたね」

ガイ「もう別のことをしろよ」
ジャグラー「ずーーっと一緒だよ」
言い方がじっとり暗くて(あっ…ジャグラー…)と思ってしまいました。

ガイ「今日は歌舞伎町から来たの?」
ジャグラー「お前それは(笑)」
笑ってしまった青柳さん。
柳沢「朝帰り?」
そしてネタに乗っかる青柳さん「朝、蕎麦を食べてきたから」

夜明けのコーヒーならぬ夜明けのそば。
確かにジャグラーさんの衣装は歌舞伎町にいそうですw

渋川さんの「あばよ」

映画のラストの「あばよ」について。
柳沢さんは「いい夢見ろよ!」と言ってみようかと思って監督に相談したところ「あばよでいきましょう」と却下されたそうです。

石黒さんが渋川さん大好きで、
映画のEDで「ハードボイルド・リバー」の映像が流れるところは試写会で盛り上がったと言ってました。

オーブEpisode10(テン)構想

最後の最後に田口監督から衝撃の発言。
田口「オーブ Episode10構想というのがありまして、僕と中野さんで考えました。今年の正月に中野さんがやっているバーに行って話したんです。*2
TVシリーズは6
劇場版は7
オリジンサーガは1

です。
なので、みなさんはまだ1と6と7しか見ていません。ジャグラーがどうしてこうなってしまったのかとか、小鹿のようにか弱かったガイさんがこうなるまで、見たいですよね。構想がどうなるかは、この映画のヒットにかかっています。今後とも応援をよろしくお願いします」

ガイさんがトリニティフュージョンを披露。

オーブスラッシャーを頭上にかかげて「オーブ!」と叫ぶ声が男らしくてめっちゃ格好良かった! そして登場するオーブトリニティ。

司会のお姉さんが「オーブトリニティ」と言うと石黒さんがトリニティのポーズ。
青柳さんも同じポーズ。仲良しw

柳沢さんの誕生日祝い

ガイさんが「あれを」と頼むとオーブトリニティが花束を持ってきて渋川さんにプレゼント!
柳沢さんは3/6が55歳の誕生日だったそうです。
ガイさんが「みんなで歌ってください」と言って、舞台上・客席みんなで"ハッピーバースデー慎吾さん"と歌ってお祝い。

柳沢「3/6が誕生日なんですけど、去年の顔合わせと読み合わせが3/7で」
青柳「クランクインです」
柳沢「その時も、なんで3/7なんだろうって思ってたんですよ!」
去年はタイミングが少しずれていて祝ってもらえなかったらしい柳沢さん。嬉しそうでした。

フォトセッション

取材陣向けの写真撮影タイム。
こども達が「ガイさ~ん 」「ガイさ~ん」と可愛い声で呼んでいて和みました。ガイさんもにこにこして笑顔で手を振って応えていました。
するとニコニコしていた青柳さんが急にジャグラーの表情になって「ガイさんガイさんガイさんか!!」と嫉妬。※どんどん声が大きくなる
それを聞いた会場(大人たち)が「ジャグラー!!!」
ジャグラーさんは大人に大人気でした。

青柳さんはすごい笑顔で楽しそうでしたが、柳沢さんに「ジャグラーが喋ると子どもが怖がってる(笑)」と言われてしまっていました。

最後の挨拶

石黒「まだまだウルトラマンは終わりません。みなさんの心に勇気と希望をあたえていきたいと思います。ありがとうございました」

舞台挨拶終了後、渋川さんにMCのお姉さんが"あばよ"をお願いすると「いい夢見ろよ!あばよ!」と叫んで去る渋川さん。叫んだあとにバーン!と撃つ仕草もしてくれました。ハード・ボイルドリバーのあれです。

オーブトリニティとハイタッチ

劇場を出る時に、みんなトリニティとハイタッチをしてもらいました。

*1:1話参照

*2:中野さん=脚本の中野さん