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当ブログでは、特撮のイベントレポを書いております。Twitterでは「@777knka」と「@bcgl2004」でつぶやいております。

ウルフェス「ダイナ放送20年記念 スーパーGUTS大集結!」イベントレポート(2017/7/27)

【概要】

出演者:つるの剛士(アスカ)、斉藤りさ(リョウ)、木之元亮(ヒビキ隊長)、布川敏和(コウダ)、加瀬信行(カリヤ)、小野寺丈(ナカジマ)、山田まりや(マイ)
日時:2017年7月17日19:00~
会場:サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB

円谷プロ公式サイトのイベントページはこちら
http://m-78.jp/news/n-4922/

ウルトラマンダイナ20周年記念イベント「スーパーGUTS大集結!」に行きましたので、参加レポートを書きました。

そんなに正確に書きとめているわけではないので、"こんなニュアンスのこと言ってたよ~"程度のメモだとお考えください。

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開場まで

18:10頃に会場入口に着くと、すでに多くの人が集まっておりすごい熱気でした。リーフラッシャーを持った人、スーパーGUTSの隊服を着ている人があちこちにいました。
年齢でいうと20~30代=リアルタイムで視聴していた世代がたくさん来ていたのかなという印象です。

出演者の登場

19:00になるとイベントスタート。
まずは、司会のお姉さんの紹介に沿ってスーパーGUTSが1人ずつ登場。
順番はアスカ→リョウ→隊長→コウダ→カリヤでした。ファンは「アスカーー!」「リョウーー!」とみんなが口々に叫んでお出迎え。

5人を見た印象は、
・アスカがアスカすぎる。
・リョウが変わらなさすぎて時間止まってるのかと。そしてすごい美脚。
・隊長は胸筋と腕がムキムキで凄い。声がでかい。本当に声がでかい。
・コウダ隊員は、おしゃべりで陽気なひと。
・カリヤは前髪をおろしていて、ただただイケメンでした。

#このあとのレポでは省略しますが、全ての発言に対してにファンがドッカンドッカン受けている状況だと思っててください。

ナカジマ隊員とマイ隊員

お姉さん「本日、ナカジマ隊員とミドリカワ・マイ隊員はお仕事の都合でお越しいただけませんでしたが…」
つるの「えーーーー!」
お姉さん「なんと、ある方と中継が繋がっております」
会場「!?」
ウルフェス側からはタブレットで中継を繋いでいました(たぶんSkype

会場のスクリーンに映ったのはナカジマ隊員役の小野寺丈さん。
「おおおおおおお!!!」と大盛り上がりする我々ファン。

小野寺「今、岩手にいるんですよ。舞台の仕事で来ていまして。それで実はこの舞台にですね、、、(ポスターを見せる)ミドリカワ・マイ隊員と共演してるんですよ!」
S-GUTSたち「まじで!」「すごいな!」
小野寺「マイ隊員がですね…」
会場「おっ!」
小野寺「TPC総監の命令で出かけてまして」
つるの「ええ~~~~」
会場「ええ~~~~」
小野寺「なので、昼間にメッセージをいただいてきました!」
会場「おおおおお!!」
小野寺「それでは、どうぞ!」

◆山田まりやさんのビデオメッセージ
マイ隊員の映像を見て一層エキサイトする我ら。20年たっているのにめっちゃ美人です。しゃべってると当時のまんまの愛らしさ!

「みんなー!ええと、ヒビキ隊長!リョウ先輩!」…と指を折って人数を数えながら、名前を呼ぶマイ。「コウダ隊員!カリヤ隊員!……アスカ!」

山田「あとは…」と残りの1人を思い出せないフリをするまりやちゃん。
小野寺「ナカジマだよ!!」
画面外からツッコむ小野寺さんの声が入ってました。仲良しか(笑)

・無理やりな宣伝
山田「わたくし、いまこういう舞台に出演しておりまして、、、なんと!この舞台、東京の北千住でも8月8日から10日までやるんです!」
つるの「ダイナ関係ねえな!」
#ツッコミがするどい

・ウルフェス
スマホを取り出すと、そこにはウルフェス会場前でポーズを取る息子さんの写真
山田「私、4歳になる息子がいるんですが、息子が昨日ウルトラマンフェスティバルに行ってきたんですよ」

「それからダイナのDVD-BOX、わたしが恥ずかしいから隠してたんですけど発見されて、全部見て、すっかりハマってました!高橋克典さんに借りた怪獣200体とウルトラマンの人形100体で遊んでます。だから今日のイベントに出たかったなーーと!その…今後ともお願いします…」と可愛い笑顔で、あからさまに手をスリスリして円谷さんにお願いするまりやちゃん。
#もーーー!かわいいなーーー!…という気持ちでいっぱいでした私。

・37歳
まりやちゃんが「37歳になりました」「保っていられるように頑張ります」と言っていて、映像を見たみんなが「37歳!?」とざわざわ。

ビデオメッセージが終わると感想を言い合うスーパーGUTS
木之本「20年前は10代!?」(ダイナ放送当時の山田まりやさんは17~18歳)
つるの「ええ、おつきあいさせてもらってましたけど」
#自分から言っていくスタイル

・岩手からの生出演について
つるの「20年前じゃこんなこと考えられなかったよね!スーパーGUTSのW.I.T(ウィット)ですよ!」

・バカモン
再び、中継先から
小野寺「みんな変わらないね~。りっちゃんも変わらない。隊長だけ、えらい老けたな!」
布川「そこはバカモン!ですよ」
木之本「バカモーーーン!」
生の"バカモン"を聞いてファン大歓喜

小野寺丈さんは、Skypeでそのままトークショーに参加していただけることになりました。とにかく会場の盛り上がりがすごすぎる、かつ、中継に若干のタイムラグがあるために、なかなか会話に入れない小野寺さん

つるの「会場すごい熱気ですよ!」
「丈さんの声、聞こえてないので、入ってくる時は思いっきり入ってきてください」

2017年という年

お姉さん「2017年はウルトラマンダイナ放送20周年、そしてダイナの世界が2017年なのですが、いかがですか?」

つるの「まさに今、こういうタブレットで中継をつなぐのはダイナの世界まんまですよね!」
興奮気味に語るつるのさん。

斉藤「2017年の設定だったんだね~、今日の台本を見てそうなんだ~と思った」
役とは少し違ってぽや~っとした口調がかわいらしい。

つるの「知らなかったの!?」
斉藤「知ってた?」
つるの「オレは知ってたよ!」「隊長は知ってました?」
木之本「・・・・・・え?」(←もう完全に知らなかった人のリアクションw)
つるの(笑)
木之本「知らなかったよ!!!」

出演者のみなさんの当時と現在

・隊長の年齢
つるの「今、おいくつですか?」
木之本「昭和26年生まれでして、ダイナの時は45~6歳」
つるの「今の加瀬くんと同い年!?」
会場「ええーーーー!」
つるの「ちょっと、バカモンて言ってみてよ」
加瀬「バカモン!」
言ってはみたけれど隊長のような貫禄が出ない加瀬さん。

・隊長の鍛えた体
つるの「この体型!」
…と褒められて立ち上がる隊長
⇒会場から大きな拍手。木之本さんは本当にすごい筋肉!65歳とは思えません。

つるの「これだけのイベントにジャージで来ます!?もっとちゃんとした格好してくるでしょ!」
木之本「うちで相談したら"それがいい"って言うから!」
※鍛え上げた体と、熱い言動と、スポーツウェアがあいまって、完全に隊長でした。アドバイスしたご家族GJです。

・リョウ隊員
つるの「りっちゃんも全然変わらないよね」
斉藤「さっき袖で『どっかいじったの?』って言ったじゃーん」(呆れた顔)
布川「高○クリニックでしょ?笑」
斉藤「ちょっと、やめてー」
#ヒロインを変な冗談でからかう2人。男子中学生か!(笑)

・コウダ隊員
布川「まさか2017年、離婚して独りになっているとは・・・」
「子供がいるので、当時ダイナの撮影現場に連れてって、『わー隊長だ!』なんて言ってたんですけどね」

・会場のみんな
木之本「当時は良い子のみんな!」
つるの「今も良い子ですよ!」
木之本「良い子のみんな!ありがとう!」

つるの「当時、ダイナの放送を見てた人、どのくらいいるの?」
⇒たくさんの人が手をあげる。

つるの「みんな遠くから来てくれたんでしょ?」
ファンA「仙台!」
ファンB「岩手!」
ファンC「兵庫!」
ファンD「北海道!」
つるの「それ買った!」
#オークションみたいな反応

斉藤「あ!あの人、この前、新橋で声かけられた!」と客席に会釈する斉藤さん。
つるの「え!?」
新橋を歩いていたらダイナファンの人にたまたま見つかって"斉藤りさ さんですよね"と挨拶されたんだそうです。

・当時は太っていたナカジマ隊員
つるの「丈さん痩せた?」
小野寺「あの時より10kg痩せた!」
つるの「1人で隊服を脱げなかったもんね!スタッフさんみんなで脱がしてた」
小野寺「フライドチキンばっかり食べてる役だったから!」
つるの「役のせいにするな!(笑)」

発案者

お姉さん「今日はつるのさんの発案なんですよね?」
⇒つるのさんが前から考えていて、各所に呼びかけた結果、今日のイベントが実現したそうです。
つるの「これだけ多くの方が応援してくれてるのに、何もやらないわけにはいかないじゃないですか!お願いしてやらせてもらいました。」

家族や仲間の絆について

お姉さん「今年のウルトラマンフェスティバルは"家族でウルフェス"というテーマですが、スーパーGUTSのみなさんも家族のような仲間の絆がありますよね。みなさんにとってスーパーGUTSはどのようなものですか?」

木之本「私は当時からアナログ人間でして、何もわからなかったんですが、お話をいただいた時に1話に1回バカモン!と言わせてくれとお願いしました。気持ちよく暖かくバカモンと言おうと。スーパーGUTSは、息子達と娘達と地球を守っていくような、暖かく人間的なグループだなと思っています」

布川「20年たっても会うと当時に戻れちゃうんですよ。頑固オヤジのような隊長がいて、ヤンチャなアスカがいて、家族のような関係でした」

つるの「僕の親父と隊長が同い年でして」
木之本「彼の実際の親父と同い年なんですよ」
⇒年齢差からしても、本当に親子のような間柄だそうです。

つるの「さっき久しぶりにみんな会ったのでLINE交換したんですけど、隊長だけガラケーでしたからね!連絡しづらいったらありゃしない!」
隊長「子どもからかんたんスマホにしなよ、って言われたんですけどね。やっぱりガラケーです」

つるの「そういえば結婚したの何年前?」
加瀬「おととし」
布川「離婚するなよ!」
つるの「子どもいっぱいつくれよ!」

ダイナの好きなところ

お姉さん「ダイナのどんなところが好きですか?」
つるの「ティガじゃないところ!」(即答)
ライバル心、むき出しな発言!

アスカの答えがこれだったので、小野寺さんにも「ダイナのどこが好きか」を答えていただくことに。油断して話に聞き入っていたのか「あ、オレ?」とびっくりする小野寺さん。
小野寺「役者も好きに演じていたし、監督も好きに撮っていたところです。個性的なウルトラマンになっていたと思います」と真面目な回答。

つるの「(丈さんは)真面目な人でね~。当時も叱られてました。オレは何もわからなかったので『ここは静かにしてた方がいい』とか色々言われて。だから面倒くせえなあ~!と思ってたんですけど、でもいろんなことを教えてもらいました」
"面倒くせーな"で笑いが起きる会場。アスカのまんますぎるw

斉藤「好きな回とかある?」
加瀬「少年宇宙人」*1
会場「あーーーー」(納得の声)
つるの「ラセスタ星人ね!」

木之本「オレ、あれを見て涙が出てきちゃって!あのですね、説明しますと、3人の少年がいまして1人が宇宙人だったんですよ」
丁寧にあらすじを説明してくれる隊長。
つるの「ここにいるみんな知ってますよ」
木之本「すぐ元の宇宙人の姿に戻らないと、ずっと地球人のままでいることになってしまう。元の姿に戻って、新しい星に行かないと!という…」
つるの「だからみんな知ってますよ!(笑」
隊長のトークが熱くなりすぎてもう止まりません。
木之本「でも飛べないんですよ!そしたらダイナが頑張れ頑張れって!大きな戦いとかはないんですけど、泣けるんですよ!」「それでね!残った2人の会話がね、泣いちゃうんですよ!1人が『オレはあいつに会いに行く!』って言うと、もう1人が『わかった!オレはお前が乗るロケットを作る!』って言うんです!」

布川「オレは隊長が食べられちゃう回!コウダが助けに行くんですけど、最後に副隊長になるんですよ!」*2
斉藤「え!あれで副隊長になったの!?」
布川「そうなの!」
木之本「ああ~!あの隊長が助けられて、ダイナの手のひらに乗る回!?」
やっと、どの回か理解した隊長
木之本「ダイナがね!大きいんですよ!」
#ちょっと自慢げな隊長

 斉藤「私はやっぱりクラーコフ!*3。私がマイをぶつっていうシーンがあった話です。それまでの回とはちょっと違って、あの話でストーリーをちゃんと描くっていうのがあって、やっとこれでティガに勝てたかな、ティガと比べられなくて済むかなって」
つるの「あー!りっちゃんもやっぱりそういうのあった!?」(嬉しそう)
斉藤「ティガと撮影期間がかぶってたことがあったし、スタッフの人もティガを引きずってるところがあって…。『ちぇ~っ』てね」(拗ねるりさちゃん。かわいい)
つるの「ぼくなんか、撮影の現場でしょっちゅう名前間違えられて!ダイゴとか長野くんとか!全然似てないのに!こっちは太田プロなのに!笑」
布川「あっちは副隊長も熱いからね!」
つるの「スタッフさんがティガのジャンパー着てたり、ティガの人がゲストに来たりして!そういう時、楽屋でりっちゃんと『ぷーーー』ってしてた」(拗ねた表情をするつるのさん。かわいい)

・子ども人気
斉藤「でもティガは大人受けが良かったけど、(ダイナは)子供にはすごく人気だったよね」
つるの「そうだった!おれ、『アスカが髪の毛を切ると、うちの子も切りたいって言うんで、切らないでください』って言われたことある!」

加瀬「第1話でカンチョーしてたじゃん?ロケ現場で子供が集まってきて、カンチョーされてたよね?」
つるの「あったーー!自分でやったことなんだけど、されると痛いのよ!子供って第2関節くらいまでさすから!」

ダイナに変身

リーフラッシャーを取り出すつるのさん
「これ、撮影で使った本物です。うちの神棚に飾ってあります」

つるの「ダイナァァァアアアアア!!!!!」
ウルトラマンダイナ(フラッシュ)に変身

すると、不気味な音がして現れたのはグレゴール人!

グレゴール人はニセダイナ(フラッシュ)に変身して、ダイナVSダイナの戦いが始まりました。

お姉さん「みんな!ダイナを『がんばれー!』と応援してください!せーの!」
会場「がんばれええええええええ!!!」
リョウ、隊長、コウダ、カリヤ「がんばれーー!」

第31話の再現で派手なクロスカウンター!
グレゴール人に大ダメージを与えたところに、ダイナがとどめのソルジェント光線を撃って決着がつきました。

S-GUTS「ありがとうー!」
観客「ありがとうー!」

お姉さん「まだ危ないかもしれないからパトロールをお願いしてもいいかな?じゃあみんな、ダイナにバイバーイって言いましょう!」
観客「バイバーイ!」
手を振っていなくなるダイナ

→入れ替わりに戻ってくるアスカ

コウダ「おつかれ~」

ハネジロー

スタッフさんが運んできたのはハネジロー(が乗った椅子)
・「おお!」「ハネジロー!」「ハネちゃん!」と集まるS-GUTS
・みんなになでなでされるハネジロー
・つるのさん「オレ20年ぶりだわ、ふわふわー」

ダイナの戦闘中に中継用のiPadが舞台端に移動させられていたので、小野寺さんにも見えるようにiPadを台ごと移動してくる布川さん。
小野寺さんも「ハネジローだ!」とテンション高く叫んでいました。
ついでにiPadを客席に向けて、小野寺さんに満員の客席を見てもらうことに。
「おお~!すごい!」と手を振る小野寺さん
大きな歓声をあげて手を振り返すファンたち

そして、iPadのカメラを最前列に向けて
つるの「わかるかなあ?」
ん?という表情の小野寺さんが、一瞬間をあけて驚き、嬉しそうに手を振りはじめました。

つるの「みなさんにはわからないかもしれませんが、一番前の席にダイナを作ってくださった方々が座ってるんですよ!」
お姉さん「せっかくなのであとでみなさんにも参加していただきたいと思います!」

しばらくしてからハネジローは奥に下がることになりました。
布川「え?……今日は羽の調子が悪いって!飛べないって」
ハネジローと話す小芝居をするコウダ隊員。ハネジローの言葉がわかるようになったんですねw

つらかったこと

つるの「なかったね!昼も夜も一緒にいたし、撮影終わったあともごはん食べに行ったりカラオケ行ったり」
斉藤「飲んでる思い出しかない。話せる話がない(笑)」

つるの「松本に行ったり、大阪に行ったり」
木之本「大阪行ってみんなで1列に並んで大阪城の前を歩いたなあ!あのあと、ごはん食べに行ったな!うまかった!」

・隊員服
布川「つらかったこと…?隊員服だね。夏は暑くて冬は寒い」
つるの「図鑑とか見ると『夏は涼しくて、冬は暖かくて、水陸両用で、宇宙にも行けて、万能なんですよ!」
布川「全部、逆だね!」
小野寺「オレ、汗まみれだったよ!」

・ゼレットで公道を走った事件
つるの「りっちゃんとゼレットで市道を走っちゃったの!ある程度行ったらUターンして戻ってきてくださいって言われたんだけどUターンできなくて、そのまま走ってたら市道に出ちゃって!」
斉藤「当時はカーナビもなかったからね~」
つるの「あのヘルメットかぶって、大砲とかつけて走っちゃったね。奥多摩を」
布川「それ20年前だから良かったけどな!」
つるの「隣の車の人にすごい見られてた! 今だったらInstagramに上げられるw」

・隊長の声量
斉藤「音声さんは大変だったみたいですよ、隊長の声だけバーン!!ってなるから」
木之本「オレねえ・・・・・・声がでかいんだって!」
つるの「知ってますよ!!」
木之本「オレは北海道の漁師の息子なんですよ。海で網引いたりするからねえ!声が大きくなるんです!ウチのにも五月蝿いって言われてます!なので気をつけて小さい声で話すようにしてます!」
つるの「いや全然小さくないです!笑」

ギガンテ
加瀬「東京で雪が降った時に撮影があって、しかもちょうど冬の話だったんですよ。怪獣が出て…」*4
つるの「なんだっけ…?」
加瀬「……ギガンテス!」
つるの「そうだ!」
加瀬「ぼくは考古学者の役なので名前を言わなきゃいけないんですよ。正式名称が『アウストラロ・ギガンテス』。それをつるの君とりっちゃんと、雪山をだーっと登ってから言わなきゃいけないんです。しかもはっきり言ってくださいっていわれて」
つるの「あれは大変だったねー!」
斉藤「私、それ知らないな~。いなかったよね?」(ふわふわ)
つるの「そこにいたよ!!」

久しぶりの再会について

・緊張
つるの「加瀬ちゃん、すごい緊張してたよね」
加瀬「親戚に見られてる感じなんですよ!身内に見られるって恥ずかしいじゃないですか!スーパーGUTSはみんな身内だから!」
コウダ「今日なんか3時間前に来たんでしょ?」
木之本「オレも早くきたけどね。サンシャインの前で会っちゃって」
コウダ「オレは早く来たぞ~と思ったら、スタッフさんに『カリヤ隊員と隊長がもう来てます』って言われました」

・隊長呼び
S-GUTSメンバーは今でも木之本さんのことを「隊長」と呼んでいるそうです。
加瀬「会ったとき『隊長!』だったもんね!」
木之本「今でも隊長って呼んでもらえてありがたいです」

質問コーナー

斉藤「みんなどんな事が聞きたいんだろ?」
つるの「聞いてみる?」
⇒ここで急遽、質問コーナーをやることになりました。

お姉さん「質問ですか!?……わかりました!2名まで!」
と、時間の尺を計算したり、マイクを持って走ったり、大忙しなお姉さん。
「すみませんねえ、いきなりこんなこと言って」とお姉さんに感謝するS-GUTSたち。

質問「20年たちましたが、どんな時にダイナのことを思い出しますか?」

つるの「ぼくは毎日、思い出してますよ!」
斉藤「本当~?どういう時に思い出すの?」
つるの「もう自分だから!思い出すとかじゃない!分岐点に立った時に『アスカならどうするかな』って考えます」

斉藤「わたしは…………」
つるの「さては、ねえな?」
#リョウ隊員が考えこむと、すかさずツッコミを入れるアスカ。
斉藤「私はリョウ隊員とは違うので。でも、リョウ隊員としてみなさんの前に出る時は、そうしなきゃなと思ってます」

木之元さんはトレーニングのために走っているとファンから声をかけられて「隊長!」と言われるらしいです。そうやって応援してもらうと「もう一度、隊員服を着たい!」と思うんだとか。

・持ちネタ
突然はじまる持ちネタ披露。
木之本「むかしロッキー!今グロッキー!」
布川「スシ食いねえ!」
つるの「羞恥心!羞恥心!」(踊りだす)

・中国の映画が無断でウルトラマンを使った件について
つるの「中国の偽ウルトラマン許せねえよな!」
コウダ「ひどいよな!さっきの偽ダイナは許せるけど!」

・質問する人を決める時の会話
つるの「そこのアスカのフィギュアを持ってるひと!」
布川「あれ、太田プロに行くと入り口に飾ってあるんだよね」
つるの「ありますねー」

質問「カリヤ隊員の月の話、最終章のリョウとアスカの話について教えてください」

・最終章のリョウとアスカ
つるの「最終回の台本が泣けちゃって。確か、オレがダイナだってわかるシーンが最後だったんですよ。で、α号に乗って親父と一緒に飛んでいくシーンから撮り始めたんですけど、とにかく泣けちゃって」

・アスカが行方不明になった後のシーン
斉藤「泣いちゃいそうだからこっちは気持ち作ってんのに、見学に来て『どうも~!』って出てくるんですよ」
つるの「なんで出てきたんだよ!って言われた(笑)」*5

・君だけを守りたい
斉藤「抱きかかえられるシーン、すごい良いシーンじゃないですか。『重い』って言うんですよ!」
つるの「言ってないよー」
斉藤「言ったー!ちゃんとごはん抜いたのに!」

・カリヤの話
加瀬「あれはね!楽しかったです!」
遺跡を探索する系(?)のエピソードで、ハネジロー初登場の回の話*6とか、コウダが顔に色塗って倒れてた話とか(ゾンバイユ回)*7、ああいう話あったよね!と盛り上がるメンバーたち。

特別ゲスト

ここでダイナ制作に関わった裏方メンバーから3人、ステージにいらしてくれました。
小中和哉さん(監督)
長谷川圭一さん(脚本)
岡秀樹さん(当時は助監督、いまは"おかひでき”名義で監督をしていらっしゃいます)

長谷川圭一さんについて
つるの「ぼくはサーガの前にお会いして、『僕また宇宙に帰りたいんですけど~』ってちょっとだけ脚本の変更をお願いしましたね!あの時以来です」
斉藤「大幅な変更ね」
布川「台本も覚えてたのにな!」

・岡監督について
つるの「ぼくにとっては『おかっち』なんですよ」
岡「僕は助監督の気持ちできました。だから名前も漢字にしてもらってます」

小中「ティガとの差別化ってことで、明るく楽しいウルトラマンにしようってことで考えました。つるのくんは先例と違いすぎていいのかなって思ったけど」
⇒”先例と違いすぎて”に笑ってしまうファン
小中「いいのかなと思ったけど、素晴らしいウルトラマンになりました」

・つるのさん&斉藤さんの初対面
小中「初対面でいきなり『いつもお世話になってます』って言ってたよね」
つるの「それ、りっちゃんに怒られるんですよ!」
つるの「(りっちゃんが)深夜の、ちょっと大人な番組をやってたんですよ。だからお世話になってますって。そしたら『ハァ!?』って言われました」
斉藤「監督もみんな聞いてるのにやめてー!って思って」「でもあれはアスカとリョウみたいだったよね」

小中「走るシーンでも(カメラマンの)倉持さんに怒られてたよね」
つるの「僕ねえ!運動音痴なんですよ!走ったら乙女走りになっちゃってねえ!」
さらに、その乙女走りを実演してくれました。なんというか…ものすごく乙女走りでした…。面白すぎw
木之本「特訓してたよなあ」
つるの「それでガイアからオーディションに『スポーツ』っていう項目ができたんですよ!」
斉藤「ほんとに!?」
つるの「だからあいつはバク転とかなんでもできるんです!」*8

斉藤「ボール投げるシーンでもすっごい時間かかってたよね(笑」
つるの「ぼく野球もできないんですよ!野球ができる役なのに!最近までパ・リーグとペ・リーグだと思ってましたからね!」「おまけに高所恐怖症ですからね!」

お姉さん「オーディションで選んだ決め手はなんだったんでしょうか?」

小中「明るく楽しい主人公、ということで選びました」
「そしてティガとの差別化、という意味でオヤジな隊長」

長谷川「僕はオーディションは関わっていなくて、決まったあとに見ました。アスカとリョウは『ルパンと不二子』というイメージだったので、ああモミアゲあるな~と思って見てました。それに今でも不二子っぽいですよね」

斉藤「わたし、寄り目を怒られました!」
→「真剣になればなるほど寄り目がすごくて!だからサングラスをかけてるんです!かっこいいからかけてるわけじゃないんですよー!でもサングラスをしたらカッコイイって言ってもらえました」

岡「ここ本当に当時のメンバーじゃないですか!」
ステージ上と、客席の1列目を見る岡監督「明日からでも撮影できるなぁって思ってます!」
⇒続編が見たい我々、岡監督の発言に最大級の賛同の拍手を送りました、

つるの「ダイナの続編があるとしたら、長谷川さんはどう考えますか?」
長谷川「ダイナの後というとウルトラマンサーガになるんですが、ウルトラマンサーガで集まってくれたのが奇跡的でした。あの時、15年ぶりだったんですよね?」

布川「オレ、久しぶりに隊服を着れると思ったら、参謀になってた!」
長谷川「あれは隊服の数の問題がありましてw」
→すごい大人の事情
長谷川「隊服を切ったりするかもという話があったので、コウダには参謀になってもらいました」

長谷川「リョウ隊長でしょ」
斉藤「隊長です!」
木之本「わたし、総監!」

木之本「最終回でアスカが消えちゃったでしょ。ダイナのその後を見せたいって、その頃に話してたんですよ!だからサーガで見せることができて良かったと思ってます!」

最後の挨拶

お姉さん「大変残念なのですが、時間には限りがあるということで、このへんで…」
会場「ええーーーー」
コウダ「あと10分話そう!」

ということで最後に一言ずつコメント
#出演者のみなさんは沢山話してくださったんですけれど、とても覚えきれなかったので印象に残った言葉だけ書きとめました。

つるの「ぼくとアスカは一心同体です。ぼくが頑張っている姿がアスカです。腐らないように頑張っていかなきゃなあと思っています。今後ともアスカの応援よろしくお願いします!」

斉藤「わたしで良かったのかな?って思うときもあったのですが、今日話していても皆さんが一つ一つの話をしっかり覚えていてくださって、ありがとうございます。みなさんの持っているリョウちゃんのイメージを大事にしていきます」

木之本「ウルトラマンの放送当時、中学生だったんですよ!お話をいただいた時、とても嬉しかったですし、ウルトラマンがこれからも永遠に続いてほしいと思っています!」

布川「ダイナの放送は終わっていますが、うちに帰ってからまたDVD-BOXを見て楽しんでいただければと思います!」

加瀬「20年も昔のドラマに、こんな素敵な会を開いていただいて、みんなで集まることができて、素敵な作品に関われたと思っています。30年目にもこうやって集まれたらな、と思っています

小野寺「あの~、30年といまおっしゃいましたが、僕はそこに行けなかったので30年と言わず年内にお願いします」「この20年、片時も忘れた時はありません。スーパーGUTSの隊員であることは僕の誇りです」
挨拶の後半あたりで小野寺さんが本気で涙声になっていました。泣くイメージがなかったのでびっくり。ダイナ愛が伝わってきます。

小中「好きな回として『少年宇宙人』があがりましたが、原田監督もきっとよろこんでいると思います。原田監督の作品上映会が8月11日にあります。少年宇宙人も上映しますのでぜひいらしてください」

長谷川「テレビ神奈川でダイナの再放送をやっているのを見ていたので、このイベントの話を聞いてタイミングがいいなと思いました」
(布川「えっ!やってるの?」つるの「やってるやってる」)
長谷川「はじめてメインライターを勤めた作品なので、自分にとっては特別な作品です。今でも『大好きなダイナ』です」

岡「ウルトラマンダイナは僕にとっては終わらない物語です。当初はそんなつもりじゃなかったと思いますが、今ではネオフロンティアの終わらない物語だと思います。だから!作ってくださいね!円谷さーん!」
⇒会場から大きな拍手

ラジャーで締め

最後は再びダイナに来てもらうことに。
みんな「ダイナーーー!!!」
"奇跡"のちからで、アスカとダイナが同時に並び立ちました。仲良さそうに肩を組むアスカとダイナ。

お姉さん「最後はみなさんで"ラジャー"をしたいですよね?隊長お願いします」

木之本「むかし良い子のみんな!」
会場(笑)
木之本「『また会おう!』と言ったら『ラジャー』と言ってください」

木之本「諸君!みんなとまた会おう!」
会場「ラジャーァァアアア!!!!」

じゃあ切りますよ~とSkypeに向かってS-GUTSが手を振ると、ダイナもiPadに接近して手を振ってました。

ハイタッチ会

ここで、「スーパーGUTSが全員とハイタッチをしてくれる」と、サプライズ発表が。
前の席から順番に会場を出て、ハイタッチをして、そのまま出口から帰るという流れでした。※プレゼントや手紙がある場合は、ハイタッチの前にスタッフさんに預けます。参考のために書いておきますと、だいたい20:20~20:30頃の時間に最初の列がハイタッチへ向かいました。

ハイタッチの順は、コウダ→カリヤ→隊長→リョウ→アスカでした。
なんとアスカ隊員が、リーフラッシャーを手に持ったままハイタッチをしてくれました!本物のリーフラッシャーが指に少しだけふれる感触がしました!一生に一度あるかないかの体験!本当に本当に嬉しかった!!

30周年にスーパーGUTSが再集結することを願って…!
レポは以上でおしまいです。

===

*1:第20話「少年宇宙人」

*2:第34話「決断の時」

*3:第25~26話「移動要塞浮上せず!」

*4:第28話「猿人の森」

*5:行方不明になったはずのアスカが撮影見学しているくだりは、ウルトラマンダイナSPECIALというDVDに収録されたメイキング映像で見ることができます。最終章のディレクターズカットシーンも入っていて、とても良いDVDなのでオススメです。

*6:第11話「幻の遊星」

*7:第17話「幽霊宇宙船」

*8:ダイナの後番組・ガイアの主役である吉岡毅志さんは、ガイアOPでバク転を披露していることからわかるように運動神経抜群です