どこまでもどこまでも

当ブログでは、特撮のイベントレポを書いております。Twitterでは「@777knka」と「@bcgl2004」でつぶやいております。

「スペース・スクワッド」公開記念 「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」トーク付き上映会(2017/6/10広島)

日時:2017/6/10(土)10:00
会場:109シネマズ広島 シアター7(135席)
登壇者:さいねい龍二菊地美香、塚田英明P、竹本昇監督(敬称略)

広島のスペース・スクワッド公開記念イベントに行ってきました。想像以上に、とてもつもなく楽しいイベントでした。役衣装のバンとウメコが目の前にいて握手してもらえるとか、もうたまらんかったです。広島最高!…というわけでレポです。

■実施時間
イベント(1)
10:30~11:15 デカ10上映
11:15~12:00 トークショー
イベント(2)
13:00~13:45 フタバ図書対象店 Blu-ray・DVD予約者限定トークショー&握手会

東映ビデオの斎藤さん曰く「午前はデカレンジャー中心のトーク、午後はスペース・スクワッド中心のトーク」を予定していたそうです。実際、そんな感じでした。

特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」トーク付き上映会

■はじまり
まず東映ビデオ宣伝部の斎藤さんから、イベント前の注意事項
・撮影録音は禁止
・時間がありましたら、イベントの後半にみなさんの質問に答えますので、考えておいてください。
とのこと。

トークショーのメンバーが登場。
並びは左から、竹本監督、菊地美香さん、さいねい龍二さん、塚田P でした。

すごいびっくりしたんですけど、2人とも役衣装でした!!
まさか広島で制服のバンとウメコに会えるなんて想像してなくて…最高!本当に最高でした!

■挨拶
さいねい「この作品は劇場公開していない作品ですので、この大きなスクリーンや音響で見られるのは、なかなかない機会だと思います」

塚田P「不慣れなもので緊張しております」
竹本「こういう場に出るのは初めてなのでかなり緊張していますが、よろしくお願いします」

さいねいさん&菊地さんによると、
竹本監督は、映画館でデカ10を見たくて広島までいらっしゃったそうです。
(でも、満席だったので立ち見)
どうせ来るならトークにも出てくださいよ!…と言われて出ることにしたそうです。

トーク開始
サイトウさん「ここからは、みなさんでトークを進めていただきます」

塚田P「では、私が、進めて、いきたいと、思いますよ…?」
緊張しすぎて喋りがおぼつかない塚田P。面白すぎます。
さいねい君と美香ちゃんが塚田Pを見て笑ってました。
2人に「『思いますよ』じゃなくて『進めます』って言いきっていいんですよ!」とか散々からかわれてました。

塚田P「デカレンジャー10YEARS Afterを見ていただいたのですが、みなさんいかがでしたか?」
→みんな拍手
塚田「ありがとうございます。今日はデカ10について、聞いてみたいと思います。し、質問しますよ~」と、ぎこちなさが微笑ましい塚田P
さいねい君と美香ちゃんは「新しい…」「しばらく泳がせてみよう…」とニヤニヤ。

■デカ10について

菊地「すごいイイ作品ですよねえ!だれが撮ったの!?」(隣の竹本監督をチラ見)
さいねい「最後の方の盛り上がっていく感じがすごく良いですよね。だれが撮ったのー!?」
塚田P「これを撮った監督が、なんと今日いらしています」
さいねい&菊地「えええっ!?」
#ゆかいな寸劇

竹本監督いわく、
・デカ10の企画を聞いた時に「撮りたいなあ」と思いました
・当時はニンニンジャーを撮っていました
・スケジュールが上手く都合がついて、デカ10を撮ることができました。

■デカ10のこだわりは?
竹本「10年後の話なので、彼らが登場した瞬間にこの10年が想像できるようにしました。10年分をずっと回想するわけにもいかないので」
菊地「あの輪っかとか良かったですよね!」
会場(輪っか…?)
菊地「あの!みんなが輪っかになって、バラバラになっていくところ!」
会場「あ~」
竹本「あそこでみんなの今の姿を出してます。まあホージーで爆笑されるんですが」

■台本を読んだ時
ウメコの場合
菊地「なんの違和感もなく読めたというのが正直なところです。本打ちを陽佑くん、つーさん、荒川さんがやってるって聞いてましたし」
竹本「バンは変わってるけど、ウメコは変わってないからねえ」
菊地「後輩の教育とかやってたんですよ!」
塚田「後輩、グレてたけどね」
さいねい「教育係としては失敗作ですよ」
菊地「あの二人は最初からそうだったのー!」
さいねい「役に入り込んで言い訳してるよ 笑」

・バンの場合
さいねい「どうとでもなる役じゃないですか。最終回で特別チームに行って。どうなるのかなと思ってたら、刑事として成長してたからすごく良かったです」
塚田P「…………良かった!」
みんな(笑)
塚田「進行で頭がいっぱいだから、話が入ってこなくて…!」

■10年間の成長
竹本監督「デカレンジャーのあとも、みんなが遊びに来たり、飯食いに行ったりしてたので、会ってはいました。それでデカ10をやった時に、みんな何も言わなくても自分達で考えて動いてくれたので、成長を感じました。もともとそうなんですけど、何も言わないでやってもらって、もし違ったらその時に言うんです。10年間たってさらに自分達で色々やってくれるようになっでてました。」

竹本「ラストシーンでカメラが動いててもちゃんと全員が映ってるんです。映るように立ってる。あれは当時ならできなかったと思います」

菊地「だってわたし、龍二くんの後ろに立ったら映らない!」
と言って、さいねい君の後ろに立つ美香ちゃん。完全に見えなくなっていました。
美香ちゃんの小ささが際立ってて、めちゃめちゃ可愛いシーンでした。

菊地「あと、影のこととかね。ここに立ったら監督の影が映っちゃうからダメとか」
さいねい「役者って演技ができることも大事だけど、ピントが合うところに立つとか、照明がきれいに当たるようにとか、そういうことができなきゃってことですよね」
竹本「戦隊だから全員をきれいに撮らなきゃいけないんですよ」
塚田「キュウレンジャーは9人いるから大変ですよ」
さいねい&菊地「あ~!」
塚田「そのキュウレンジャーにですね!ギャバンデカレンジャーが!」
司会進行が上手くいって嬉しそうな塚田P
さいねい君と菊地さんにどや顔と、からかわれていました。

キュウレンジャーとのコラボ
キュウレンジャーのコラボ回も竹本監督が担当したとのことです。
竹本「プロデューサーがね、モッチーがそうしたんだと思いますよ。たぶん、"あいつに撮らせとけばいいだろ"って」
#モッチーとは望月Pのこと

・コラボ回への思いは?
竹本「初代ギャバンが好きなので、ギャバンを撮りたかった」とのことで、監督にしても願いが叶ったようです。

キュウレンジャーの印象
さいねい「やっぱり、肌ツヤが、死ぬほどいいね!!」
ちからいっぱいの言葉に会場大笑い。
さいねい「彼らは意識が高い!ちゃんと日傘に入るし、UVケアもちゃんとしてるし!それにカラコン入れてる子が…ヘビツカイシルバーの子がね、カラコン入れてると目が乾燥するからちゃんと目薬してる!」
菊地「手のケアもね。私たちなんてメイクさんが塗ってくれるまでクリームとか塗らなかったし」
さいねい「やってた?女子だけじゃないの?」
菊地「男子もあったよ」「手のアップのシーンになったら、監督が『ちょっと!メイクさんに塗ってもらって!』って。」
さいねい「でも!刑事なんだから一生懸命に捜査してたら手は荒れるでしょ!?」
竹本「1人だけ黒い子がいると……だいたいレッドのことが多いんだけどね、色白の子と一緒に撮るのが難しくなるから。照明とかね」
→日焼け対策をきっちりやるようになったのは、そういう理由もあるようです。

ウメコとハミイ
菊地「すごい可愛い!」と絶賛
トークでだれかが「娘みたいな」と言ってましたが、さすがにそこまでの年齢差じゃないです。
菊地「18、19くらいでしたね。お芝居がちゃんとできて、受け答えもできて!」
さいねい「人としてすごいと思った!…ケアが本当に!」
最後までスキンケアのことを引っ張る。

塚田P「ハミイちゃんとはどっちが小さいの?」
菊地「オンエア見てもたぶんわかんないです。これだいぶ盛ってるので」と靴を見せる美香ちゃん。靴底の高さがだいぶプラスされているようです。

ウメコとハミイが背を比べるようなシーンはない
同じフレームには入っているので身長を比べることはできる
とのこと。

菊地「撮影のあとで並んでみたので、まあそれはまた発表します!」
さいねい「靴はいたら私の方が高かった…ってことは、脱いだら低いってことですよね!?」
菊地「また頭いいとこ見せようとして~!」

■質問コーナー
質問者がなかなか質問を言えずに沈黙してしまうと、さいねいさんが「お!すごい面白いこといいますよ!楽しみだなー!」
満面の笑顔でハードルあげ。

質問1
デカレンジャーを撮影していた当時、一番印象に残っていることは何ですか?

さいねい「エピソード20 ランニングヒーローです。これ竹本組でね。」「テツが出てきて、中ボス3人を倒してからで…」
竹本「テツが出る前だよ」
さいねい「あ、前でしたっけ。それで、走り続けて…止まったら死んじゃうんでしたっけ?」→監督に
竹本「死んじゃうのは自転車のほう」
何でも正確な情報を補足してくれる監督!すごい!さすが監督!

さいねい「走っててこけちゃったんですよ。段差の違う階段みたいなところで。それで、めちゃくちゃ痛くて!でもいいカット撮れたなと思って監督のとこに行ったら『もう1回だよ』って言われて!」

菊地「私はエピソード39 …これも竹本組なんですけど(笑)」
血糊がいっぱいの中、倒れているシーンの撮影が印象に残っているそうです。冷たくて大変だったんだとか。
菊地「最初は寝ているところに血糊をまいてくれるから体の下には入ってこないんですけど、撮影が1回ストップかかって『起きていいよ』って言われて起き上がったら血糊が広がって、そこにまた寝たらすごく冷たかったんですよ!」

竹本「モノクロなのでわからないですけど、あれは本当に真っ赤でした」

質問2
私もちっちゃい頃からちっちゃかったので、ウメコが大好きです。小さいとセンちゃんやみんなと並んだ時に身長のバランスに困りませんか?

竹本「デカレンジャーはセンちゃんが一番大きいんですが、とにかく男子がデカくて」
塚田「全員180cm以上ありますからね」
竹本(ウメコを見ながら)「130くらいしかないから(笑)」
菊地「もうちょっとある!」
竹本「1人ずつパンしていくと、ウメコだけこう…」
ジェスチャーウメコだけ極端に低いと説明する監督
菊地「男の子たちが足ひらいて低くしてくれたり、私が台に乗ったり」

その台のことを「セッシュ」と呼ぶらしく、塚田P、竹本監督が「セッシュだ!」「セッシュ!」と笑って盛り上がってました。

菊地「箱の上で演技するのも大変なんですよ。こういうカーペット1枚くらいの場所で変身しないといけないので」
会場のタイルカーペットを指していたので、おそらく40~50cm四方のサイズ。
菊地「まあ、私がちっちゃいのが悪いんですけどね!」

センちゃんの前にウメコが立っても、身長差があるので2人の顔がちゃんと映るという話に。
さいねい「メリットもあるよね」
竹本「うしろの人を隠さないから」
さいねい「人にやさしい 笑」

質問3
初めて会ったときの印象

菊地「いまね!ブログでデカレンジャーを振り返ってるんだよ。『改めてデカレンジャーを語ってみる』『あらデカ』っていうの! 昨日、龍二くんのことも書いた!」
さいねい「そういえば言ってたな。それ、もう書いたの?」
菊地「書いた!」

菊地「オーディションの時の龍二くんのこと、私は覚えてるんだけど、覚えてる?」
さいねい「全っ然、覚えてない…。自分のことで精一杯だったんだよね…。自分と、自分のライバルになりそうな人しか覚えてない。女の子はさ、絶対かぶらないじゃん」
菊地「私、龍二くんが『名乗ってください』と言われて名乗ったあとに髪の毛ぷるぷるしてたの覚えてるよ」
さいねい「オーディションの時から髪たててたからね」

ここでオーディションの台本が「トレインジャー」だったという話に。
情報がもれるのを防ぐために本当のタイトルは明かしていなかったそうです。
菊地「今と違ってネットもない時代なのに…」
さいねい「俺たちのこと信用してなかったってことですね!?」
菊地「でも……正しいと思います!」

さいねい「トレインジャーやらないんですか?」
塚田「トッキュウジャーをやったよ」
さいねい「あー。でも特急だけじゃなくて鈍行もあるじゃないですか」

菊地「そういえば、私が選ばれたのは歌が決め手だったって聞いたんですが、龍二くんの決め手はなんだったんですか?」
さいねい「歌…? 歌わなかったから選ばれたんじゃない…?」
基本的に強気なのに、歌(とダンス)の話になると急にトーンダウンするとこ、かわいいと思います。
うん…ウメコの歌とくらべるとね…。

塚田P「何が印象に残ったかというと、遅刻してきたんですよ。電車が遅れたとかで」
菊地「ええー?」
塚田P「最終ではなくて一次オーディションで」
さいねい「これね…場所を間違えたんですよ。大泉行っちゃったんですよ!」
菊地「最終受ける気だったの!?笑」「…あ、でも銀座でオーディションやるとは思わなかったよね」
さいねい「たぶん伝達ミスだったと思う!」
塚田「で、遅刻して来たってことは印象に残るじゃないですか」
さいねい「それで!?」
塚田「大体は悪い方にいくんですけど、この時はいい方に働いたんです」
さいねい「うわ~ーーー!遅刻が?『よっしゃラッキー!』じゃないですか!」
菊地「1回の遅刻で!」
さいねい「この13年間、まあまあこれで食ってるからね!」

この「よっしゃラッキー!」をね、ラッキーと同じような勢いで叫んでくれました。すごい貴重なもの聞いた気がします。
そして合格のきっかけが遅刻とは…何があるかわからないですね。すごい。

■締め
サイトウさんから「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」と「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO」が6/17から上映されることが告知されました。

ガールズ・イン・トラブルのタイトルの長さ
菊地「むずかしいんだよね、タイトルが。わたしいつも言えないもん」
→言ってみてと塚田Pやさいねい君に言われて、
菊地「ガールズ・イン・トラブル スペース・スクワッド EPISODE ZERO!」
「すっごい練習した!」
得意気な美香ちゃん、かわいかったです。

菊地「戦隊のいいところは、いつ見てもフレッシュでわくわくできるところだと思います」「これからも変わらず、デカレンジャーを愛してください」

さいねい「このあと13:00からもあるので引き続きよろしくお願いします」とかそんな感じの挨拶でした。

フタバ図書 予約者対象イベント

公式HPより引用

「スペース・スクワッド」のBlu-ray・DVDの発売を記念し、2017年6月10日(土)に さいねい龍二さん、菊地美香さんを招いてのトークショー&握手会を実施いたします。
フタバ図書の参加券配布対象店舗にて、下記の対象商品をご予約頂いたお客様に先着でイベント参加券を配布いたします。この機会にご購入いただき、是非ご参加くださいませ。

特典
さいねい龍二さん、菊地美香さんサイン入りB2ポスター(非売品)
※イベント参加券はご予約時、ポスターは商品受取時にお渡し致します。


午前のイベントは満員でしたが、午後はわりと余裕がありまして、しかも自由席!前方の良い席に座ることができました。

時間になるとスクリーンで流れていた予告編は消えて、再びサイトウさんが登場
東映ビデオ宣伝部のサイトウです。よろしくお願いします」

そしてキャストのお2人と塚田Pが登場して、ファンが拍手で迎えました。
ちなみに、客席のあいたところには竹本監督が座って見学されていました。

■挨拶
さいねい「スペース・スクワッドをご予約いただいたということで、大変うれしいです。未知数の作品にも関わらずありがとうございます。全ッ然、面白くないかもしれないんですよ!?w」
熱心なファンの前だからこそ言えるグレーなジョーク(笑)
塚田Pとサイトウさんが「面白いです」と即フォローに入ってました。

美香ちゃんは「さっき龍二くんとも話してたんですけど、梅雨なのにからっとして気持ちがいい天気!」と天気の話。

■スペース・スクワッドの企画を聞いた時の気持ちは?

さいねい「あの~、さっきデカ10の上映を見てたんですけど、また会える時は20年後か30年後か?という別れ方をしてるじゃないですか。それがものの2年で帰ってきて!撮影でいったら1年ですよ。それがこっ恥ずかしかったというか・・・・・でもまた呼んでもらえて嬉しかったです」
先行上映会の時は恥ずかしさを強調してた気がするんですけど、今日は『嬉しかった』とかデレを多めに出してきたさいねい氏。

菊地「私はもう絶対絶対ない!って思ってたんです!疑いもなくもう終わり!デカレンジャーはこれで一区切り!って思ってて、次の役で『カツラでもいいよ』って言われたんですけど『切る!』って言って、髪を切った1週間後に連絡がきたんです!これ!切らなければ…!ウメコ…!ポニーテールがーー…!うわああーーー!ってなって!」

#美香ちゃんのトークの勢いが完全にウメコになってて、ここらへん凄かったです。

菊地「早く言ってくれれば!!1週間前には絶対、企画が動いてたはずなのに!」「ポニーテールのカツラは無理だったんですよ!」
さいねい「そうですよね~、1週間はやく言うことは多分可能でしたよね~。どうだったんですか?」
塚田P「僕も絶対ないって思ってました。でもみなさん非常に買っていただいたので、じゃあもう1回ということになりました」
さいねい「でもね!最後だからって買ってくださった方もいると思うんです!その方たちの気持ちを踏みにじってるんですよ」
サイトウ「いや、見れば『良かった』って思ってもらえます」

■スペース・スクワッドの見所

ギャバン
さいねい「見所はギャバン!だと思います」
菊地「ここでギャバンて言うの!?」
さいねい「え、だめ?」

さいねい「石垣佑磨のアクションとキャラクターはヒーローとしてすごくいいと思うんですよ。彼が演る戦隊のレッドを、彼が20代の時に見たかったなあと思います。熱いし、顔もいいですよね。アンパンマンもそうじゃないですか、丸くて目が大きい」

菊地「塚田さんと話したんですけど、彼がレッドとして一緒だったら喧嘩してたと思う 笑」
熱すぎる石垣くんと、突っ走る美香ちゃん…たしかに喧嘩しそう!

美香ちゃんが石垣くんの熱い性格について話していると
さいねいくんが「確かに1年は長いなあ。1ヶ月がちょうどいいな」と。
なんか美香ちゃんが熱弁してるから同意してあげたような雰囲気で、本当に兄妹みたいでしたw

塚田P「でも龍二くんとも喧嘩してたよね?」
さいねい「誰とでも喧嘩するんじゃないか!w」
菊地「でも!でも佑磨くんとはしこる喧嘩になりそう!」
”しこる”という言い方で会場が笑ったので「しこりが残る喧嘩になりそう」と言い直す美香ちゃん。

でもさいねい君も美香ちゃんも、石垣佑磨くんの熱い性格がとてもヒーローに向いているということでは意見が一致していて、すごく褒めていました。

・キスシーン
続いては美香ちゃんの思うスペスクの見所
菊地「キスシーンがあるんですよ!」
会場「おお~」
塚田P「でも、、、それはガールズ・イン・トラブルの方だよね?」
菊地「それ、どっちかは言わないでーー!」

塚田Pの発言により、察しのいい人ならば「ガールズ・イン・トラブルでキスをする」「ガールズ・イン・トラブルに出演しているのは女性キャストのみ」「キスの相手はセンちゃんではない」という推察ができてしまう状況に!

さいねい「センちゃんと結婚しないでギャバンと結婚する可能性もあるからね?」
菊地「そうだよね!本当にそうなるかな?っていうシーンもあるよね!」
さいねい「あるいはドギーと結婚するとか!そういう四角関係かもね」
菊地「え!デカ10のラストで『愛してる』とか言ってたけど、あれは家族愛だったの!?」

ギャバンとかドギーとか言って、ごまかしはじめる2人。

さいねい「そういえば、キスシーンってやったことあるの?」
菊地「映像では無いかな。舞台ではやったことあるけど」
さいねい「1回さあ気まずかったことがあって、撮影の日に朝イチで初めて会った女優さんといきなりキスシーンで!」
菊地「え~!」
さいねい「現場によって違うじゃないですか。テストでは(唇を)あてないっていう現場もあるし、テストからあてる場合もあるし! 」
カメラの角度で顔が見えてない時も、唇をあてるのかあてないのか、現場によって違うらしいです。
現場によっては映ってなくても本当にキスしてる場合もあるそうで。
「現場によって色々あるから統一してほしいですよ!」とさいねい君。

こういう話をデカレンのイベントで聞くのって、13年たってる感があってすごく楽しいです。

菊地「でもそのあとで仲良くなった?」
さいねい「いや、そのシーンだけだったから」
菊地「そっかー」

さいねい「キスシーンってすごい気を使いますよ」「気ぃ使った?」
菊地「すっごい気使ったよ!!!」

菊地「とりあえず『フリスク用意してくださーい』って、みんなで食べたの」
なぜかキスしないキャストも集まってきてみんなでフリスクを食べたそうです。
気使ったっていうか、ただガールズ達がお菓子食べてるだけ!w
さいねい君もそれを聞いて笑ってました。

・テツ
さいねい「テツが『今回はオレの話だって言ってて、正直オレは『そうでもない…』と思ってたんですが、テツは『今回のオレはすごいぞ』と言ってます 笑」
会場 笑
菊地「どっちかというとテツがやるというよりウメコとかバンがやるような役回りだったよね。物語のドあたまで走ったりして、話を動かすような役で。だから今回はやってやったぞ、という気持ちだったんじゃない?」

・センちゃんが汗だく
菊地「センさんが汗だくだった」「本当にすごくて」
と笑う美香ちゃん。

菊地「台本だとわからないじゃないですか。センちゃんて落ち着いてしゃべるキャラだから」
でも撮影をやってみたら、ものすごい汗だくだったらしいです。
菊地「汗がつながらないんです」「2秒で汗だく 笑」

この時、どっかのタイミングで
「前からですよ」と変な口調で答えた美香ちゃん。

会場???

菊地「エピソード17でジャスミンの真似をするウメコ!」

会場「ああ~」私「お、おう…」

さいねい「この空気!」

マッドギャラン
塚田P「今回は敵が強い。マッドギャランという巨獣特捜ジャスピオンの敵キャラなんですが…」
さいねい「ラスボス?」
塚田P「ラスボスではないんですが、、とても格好いい、悪の代名詞みたいなキャラです。それを復活させてみました」
さいねい「ポスターにもなってましたね。そんな人倒せるのかなー」
「終わった時に仲間になっててほしいよね」

・センちゃんとウメコの結婚式
サイトウさんが「見所はセンウメの結婚式」と言い出して、「センウメ」って公式でも言ってたんだ…と思いました。

10年つきあってて、何もなかったけどスペスクで結婚式を挙げる2人に
さいねい君が「今風だよね。ずーっと付き合ってて、最後にばばっと結婚して」とコメント。

塚田Pは結婚式に参列。
「不自然な3ショットがあると思いますが、、、ジャスミン、ホージー、あと誰!?っていう」
会場(笑)
塚田P「カメラが抜いちゃったので」
さいねい「でもそれはそこに立たなければいいわけでしょ!?出たかったんですか?」
塚田P「せっかくだし(笑)」

キュウレンジャー
さいねい「結構変わってましたね。僕らの時はフィルム撮影で、オールアフレコで。今はその場で確認したりしますからね」
菊地「私たちの時は、その場で見れなかったよね」
さいねい「でも機材は新しくなってるんだけど、やってる人が誰1人変わってない!」「10年たってるんですよ!?30人いたら300年とし取ってるんですよ!300年って江戸時代ですよ!?」
謎の例えで力説するさいねい君。”江戸時代”のくだりで塚田Pがツッコミ入れようとしてたんですが、押し負けてました。

しかしスタッフさんが同じだったのでキュウレンジャーの現場は完全にホームだったようで、
さいねい「スペース・スクワッドの方がむしろ慣れなかったです」とのこと。

さいねい「子どもが20歳になったんだよ~とか言われて写真を見たら「ああそうだな」と思うんですけど、でもお父さんの方が全然老けない!」
塚田P「撮影所は竜宮城って言われますから。現場を離れたら一気に老けるのかもしれない」

菊地「レギュラーが若いからない!? 私達は1つずつ年取っていくけど、あそこは1年たったらまた若返るから!若い子たちと話してるから気持ちも若くなるし!若い子だちのこと私たちよりもよく知ってる!」
さいねい「そうかも…!それだ!」
菊地「だからさー、大人戦隊やったらいいじゃん!30代40代の!」
さいねい「大人の!?w」
菊地「試験的に!」
さいねい「その試験、いる?」
菊地「次の年はぐっと若くしてバランスとるの!」
さいねい「別の場所がいろいろバランスがとれない!w」

■質問コーナー
質問1
上映会では「スペース・スクワッド」のあとに「ガールズ・イン・トラブル」が上映されましたが、どっちから先にみるのがいいですか?

A:時系列は「キュウレンジャーコラボ」「ガールズ」「ラジレン」「スペスク」の順。キュウレンとラジレンは当日視聴。その後はスペスク→ガールズの順がおすすめ

塚田Pいわく、スター・ウォーズでいうとエピソード1から最初に見るとダース・ベイダーがアナキンだとわかってしまうのと同じ。まあそれでもいいんですけど、制作側の意図としてはおすすめは「スペース・スクワッド」→「ガールズ」の順です。

質問2
今後、コラボしてみたいヒーローは?

さいねい「コラボ(↑)じゃなくてコラボ(→)ですよ。通な言い方ですよ」
質問者さんが言った「コラボ」のイントネーションが気に入ったらしく、食いつくさいねい君。

ファン「イナズマ」
菊地「イナズマ!?」
さいねい「言わされてるじゃん」
菊地「昨日、言ってたんですよ!ここの3人イナズマ!だねって。イナテンですよ」
塚田P「イナテンね」
さいねい「イナズマ!10YEARS AFTER」

さいねい「オレはゴーカイジャーの時にすごくやりたかったんです。彼らにも彼らの信念があって、追っかけまわすんだけど捕まえられないっていうのを。プロデューサーにずっとやりたいって言ってて、そしたらギャバンが出たんですよ!だったらデカレンジャーでいいじゃん!」
ワンピースが好きだったからゴーカイジャーとコラボしたいと思ってた、とも言ってました。

さいねい君は「ゴーカイジャーの時はワンシーンしか出てなかったんですが、明日はもっと出ています」とキュウレンジャー出演について話していたので、ゴーカイジャーともっとがっつりコラボしたかったみたいです。

菊地「わたしは…」
さいねい「イナズマじゃないの?」
菊地「え、わたしの答えイナズマになったの?ちょっと待って…ええと…」
サイトウ「特撮じゃなくても別のものでも」
さいねい「じゃあオレ、アンパンマンがいい」
会場(笑)
菊地「そういえばうちのワル、バイキンマンだった!笑」
さいねい「アンパンマンの敵がアブレラになって、デカレンジャーの敵がばいきんまんになったら超面白いじゃん!笑」

■締め

菊地「発売されたら何度も見てください。わたし、知ってる映画を見るのが好きなんですよ。安心して見られるじゃないですか。それに戦隊のメイキングが好きなんです。メイキングのないやつを予約している人がいたら、メイキングのあるやつを予約してほしいです!お酒飲みながらぼ~っと見ればいいんですよ。
何度も殺されるんですけど、最後はほっこりできると思いますので、ぜひ見てください」

さいねい「これから握手会もあるので、質問できなかったかた、恥ずかしがり屋のかたも、これから濃い時間をすごしましょう」
そして握手会スタート。

前の列の人から順に握手して、終わったらそのまま会場を出るという方式でした。
お二人と間近でお話できて、、、握手してもらえて、、、本当にドキドキしたし嬉しかった!だって、役衣装の2人と握手できるなんて、2005年なら機会があったでしょうけど2017年には超貴重な機会ですよ!おっそろしく格好良かったし、可愛かったです。

時間に余裕があったのか、結構ゆっくり握手させていただけていっぱい話せましたし、お願いすれば私物にサインしてくださるという、大変豪華なイベントでございました。がんばって参加して良かったです。

なお、Blu-rayとサイン付きポスターの受取は7月19日…ということで、どうにかして広島の店舗で受け取る方法を考えなければいけません!(たぶん、旅行を兼ねて自分が行くパターンになります笑)。というわけで広島、ありがとうございました。