どこまでもどこまでも

当ブログでは、特撮のイベントレポを書いております。Twitterでは「@777knka」と「@bcgl2004」でつぶやいております。

「吉岡毅志×高野八誠トークライブ」レポート(2017/5/6:Vol.7)

2017/5/6のトークライブ レポートです。
入口にはこんな紙が貼ってありました。右下のライア…(八)

記憶を頼りに書いていますので言い回しは正確ではないところがあります。こういうニュアンスの発言だった~くらいの感覚でお読みいただければと思います。あと1部と2部の出来事が混ざってたらすみません。

第1部「Vol.7~野球の選抜~」(13:30~15:30)

入場後に軽いトーク

イベントがはじまると会場のうしろからナチュラルに歩いて入ってくるお2人。
あまりにすうっと入ってくるので初めての時は気付いたら近くに来ていてびっくりした記憶があります。

さっそくのまったりトーク開始
吉岡「GWのお忙しいところ来てくださってありがとうございます!」
高野「暇だから来てるんでしょ?(笑)」
吉岡「おい!わざわざ来てくださってるんだから!」
高野「そっか」
吉岡「今日は中国のかたも来てくれています。全編日本語なんですけどよろしくお願いします」

吉岡「初めましての方いますか?」
→手をあげる観客
吉岡さんが「こういう2人ですから残念でした(笑)」というような発言。

吉岡「今回はあけましておめでとうございます、ということになるんですよね。今年に入って初めてですから」
※前回は2016年12月開催

吉岡「今回はオリジンサーガの話なんかをしていきたいと思います。前回やった時はまだ発表できなかったので」
高野「なのにもういいところは終わってるという」
吉岡「そうだよね、もう終わってるからねw」

吉岡「オリジンサーガ見た人ー」
→手をあげる観客
吉岡「見てない人がいますね。俺達に興味ないのかな(笑)? 今日は何しに来たんでしょうね」
高野「いや興味はあるでしょ」

お絵描きコーナー

吉岡「ここからはお絵描きで対決をしていきます。お題はなんでしょう?」
⇒スクリーンに「こんなウルトラマンは嫌だ」の文字

観客(笑)
吉岡「見たことありますね!(笑)」
#第1回からずっと同じお題です。ネタ切れを恐れない勇気。

吉岡「このコーナーがいいという一部の熱い声にお応えしてやっていきます(笑)」
吉岡「俺達がずっと絵を描いているところを見守るコーナーです」

描きはじめると高野さんがぼそっと、
「久しぶりにウルトラマン描くなぁ…」

描いている途中の高野さん
「ちょっとオシャレにしちゃおう」
「オシャレにする作業が楽しいんだよ」
この「オシャレにする」とは、カラーペンで色塗りをするという意味です。

高野さんが吉岡さんの絵をちらっと見て「あ、似てるかも」と発言。
ということで2人の絵を見てみると…

吉岡「第一形態がある」(2等身でゴーグルかけてる)
高野「いろんな色がある」(赤、青、緑、黄の4人)
⇒偶然にも東映ネタかぶりw

吉岡さんが「これは批判じゃないですよ」と弁解しながらも「最初に見た時あれはないと思ったよ」
高野「それDisってるよね(笑)」
吉岡「Disってないから!」
非公式イベントだからって自由すぎるトークです。でもエ○ゼイド本編を観る前にレベル1の姿だけ見て「ないわー」って思うのは、すごくわかります。

吉岡「でもさあ、絵うまくなったよね?」
高野「目をこう描いておけばウルトラマンに見えるんだよ」
#画伯の絵は少し上達していました。


ここからは「2人に描いてほしいものを募集します」のコーナー。
手をあげて指名された人がリクエストする方式です。描いた絵はリクエストした人にサイン付きでプレゼントという嬉しい企画でした。
吉岡さんが「これ要ります?」とか「そのへんに捨てて帰らないでくださいね!」と冗談言って笑ってました。

ファンからお題(1)「オリジンサーガのジャグラー

高野「それは変身前?変身後?」
吉岡「変身後だったら描けるの?(笑)」
高野「描けない(笑)」
→どちらでもいいです、ということでお絵描きスタート

吉岡「ええ…全っ然覚えてない…難しい…」
苦しむ吉岡さん

高野「まず尊哉の顔が難しいよね」
と言いながらさらさらと迷いなく描く画伯。

高野さんはいつもペンの動きが軽快で「これは自信があるよ」とか言うんですけど、生み出されるモノがとても独創的で笑わせてくれます。画伯最高です。

高野「黒いスーツ着てたよね?」
吉岡「そうそう、八ちゃんがバイクに乗ってた時のスーツみたいなの着てた!」
※おそらくウルトラマンガイア43話「銀色の眼のイザク」で藤宮がバイクに乗った時の服装のことを言ってると思います。

早々に描き上げた高野さん。赤と緑のペンをとって色塗り。
赤はわかるけど緑…?とざわざわする我々。

一方の吉岡さんはずっと唸っていて「鎧みたいなの着てたよね?」と。

そして完成した絵を披露。
これが吉岡さん作「オリジンサーガのジャグラス・ジャグラー*1

吉岡さんの絵は安定してますね!ちゃんとジャグラーのポイントを押さえてて、お上手です。


そして、次が問題ですよ…。

いいですか?

ではどうぞ。


高野さん作「オリジンサーガのジャグラス・ジャグラー

高野さんの絵を見て「wwwwww」と爆笑する吉岡さん&会場
最高です。

笑いが落ち着くと絵の検証タイム
吉岡さん「やっぱり髪結んでたよね!?」
→観客が頷く
吉岡「合ってた!…っていうかなにそれ?」
なぜかツインテールな八誠さんの絵にツッコミ
高野「違うよ、これはここ」
いわく、顔の両側にたれている長い髪を表しているそうです。

ジャグラーの持っている謎の物体については
ファン「これは何ですか?」
高野「ムチ」
とのことです。


ファンからお題(2)「ご自分の変身シーン」

吉岡「このお題は上手いよね。2人が描くものが違うもん」


・吉岡さんの絵
我夢の変身(オリジンサーガより)
走ってきた我夢が立ち止まって変身するシーンでした。この時、左手がばたばたしていたと吉岡さん御本人が笑っていました。
エスプレンダーを持った右手を胸の前に固定して走っていたので
「右手を振ることができない」
 ↓
「バランスがとれない」
 ↓
「止まれない」
 ↓
「左手をバタバタ」
となってしまったそうです。


・高野さんの絵
「赤いジャケットを着た男が立っている姿」
「俺の占いは当たる」という文字。

吉岡「それライアだよね!?手塚ってことだよね!(笑)」
→笑う高野さん

そして、画伯は画伯なのでベルトとかデッキとか判別できない絵だったんですけど、「俺の占いは当たる」でわかったので決め台詞って偉大ですね。

あと、絵を描いているあいだ会場の後ろの方で赤ちゃんがきゃっきゃ笑ってまして、高野さんが「たのしい~?」と聞き返して場を和ませていました。たのしい?って聞く高野さんの言い方がほんわかしててかわいらしかったです。

質問コーナー

質問(1)「オリジンサーガでダイナやコスモスと共演しましたが、他に共演してみたいかたはいますか?」

高野「昭和の…黒部さんとか」

吉岡「俺は太陽とは舞台で共演してたけど、実は映像では初共演だったんだよね。共演してみたいのは………青山草太
高野「なにトラマン?」
吉岡「ウルトラマンでしょうよ!(笑) マックスね!」

吉岡「他にはネクサスの拓司」
高野「あ~、拓司ね」

高野「俺はやっぱり昭和のウルトラマンと共演したい。8兄弟の時は…」*2
吉岡「それよりはっちゃん、昭和のウルトラマンわかるの!?」
高野「……わかんない(笑)」
吉岡「やっぱり(笑)」
高野「くろべさんはわかるよ」
吉岡「そらそうだろ!初代だよ!(笑)」
ふわ~っとした高野さんのトークに的確にツッコむ吉岡さん
吉岡「じゃあ昭和のウルトラマンを知るためにも共演したいってことでね」

質問(2)「TVシリーズそのままの気持ちで演じたのか、19年たった気持ちで演じたのか、どちらでしょうか」
吉岡「難しい質問ですね。TVの我夢が19年たったというように演じました」

質問(3)「オリジンサーガが決まった時の気持ちや、決まるまでの経緯などを教えてください」
吉岡「俺は確か八ちゃんから聞いたんだよ。ガイアとアグルが出るかもしれないという噂を。そのあと正式なお話をいただいて」
高野「牙狼の金田監督に最近ウルトラの映像の仕事に呼んでもらえないと話してたら、金田監督と小中さんの仲が良いから小中さんに話してくれたみたいで、出演することになりました。それだけが理由じゃないと思うけど」
金田監督に大感謝です。

質問(4)「なぜあの衣装でOKしたんですか?」
吉岡「それは俺の私服のことを言ってるのか!?」
会場(笑)
吉岡「現場でもいじられて、つるちゃんや太陽が『まだ着替えてないの?』『先輩、早く着替えて下さいよ』とか言ってきたからね」

吉岡「我夢は昔から私服がね」
高野「そうだよね。俺もそうだけど(笑)」
吉岡「いやあなたは全然でしょ!」

オリジンサーガの衣装については、
吉岡「何着が候補があって、あれは良い方だったんですよ!」…とのこと。
#個人的にはそれほど悪くはないと思いますけどね!昔に比べたら。

吉岡「我夢はさわやかなイメージがあるので、インナーは白でした。ジャケットの色はガイと合わせたいっていうのがあったみたい。俺がガイ担当で、藤宮がジャグラー担当というように。でも俺が民族衣装みたいなの着るわけにいかないからああなったの」
吉岡「隊員服はつるちゃんだけって、決めてたみたい」
高野「太陽のあれは隊員服じゃないんだよね?」
吉岡「みたいだね。前に映画で着た服って言ってた」*3

オリサガの裏話いろいろ

・青柳尊哉さんとのアレコレ
吉岡「尊哉とは、ウルトラマンに出る前からよく一緒に飲んでた」
とのことで、トークから仲良しな雰囲気がにじみ出ていました。

吉岡「出演が決まったあとに、説明会みたいなのがあって色々説明されたんだけどオーブを1話から見てなかったから世界観とか設定がわかんなくて。オーブってスターウォーズみたいにエピソード幾つとかまであるんでしょ。それもよくわかってなかった」
高野「尊哉に『どうせ台本読まないんでしょ!』って言われて、『これはこうで』って説明してくれた」

・台詞
高野「(我夢や藤宮は)これは言わないなーってのもあったよね」
吉岡「そういうところは監督に相談して変えた時もありました」

・初めてパーテルを見て爆笑した話
吉岡「俺達、初めて撮影に入ったのは最後の方のシーンだったんだよね」と、オリサガ初参加のシーンの思い出を話してくれました。

吉岡「パーテルを初めて見たのは本番のカメラがまわってからだったの。サイキがパーテルを抱えて泣き崩れてるシーンだったんだけど、台本を読んだときはパーテルがああいうのだとは思わなくてびっくりしちゃった」
「普通はデザイン画を見せてもらったり、『パーテルはいりまーす』とかやるんだけど、俺達たぶんその時にいなかったんだよ。テストでもパーテルはいなくて、元彌さんはパーテルが居るていで演じてて。それで、本番の撮影で、最初は遠くを見ててくださいって言われて、すーっとこっちを見たらあんなずんぐりむっくりしたのがいるとは思わなくて!!(爆笑)俺とつるちゃんがツボに入っちゃってさあ!」
高野「ずーっと笑ってたよね」
吉岡「俺とつるちゃんは時々そういうことがあるの。で、よく見たら元彌さんの耳みたいな、あのベーコンみたいなのがプルプルしてるんだよね。それがまたおかしくて(笑)」

・XIG-NAVI
吉岡「XIG-NAVIも進化しててね、このあたりに画面が出るから見てくださいって言われて『は?オレ作ってないし!』って思った(笑) 時がたつ間に作ったんだろうね」*4
吉岡「よくわかんないけど、このへんかなーと思って見てた」
高野「俺もこのへんかなって横から見てた」

高野「アグレイターは20年たっても全く進化してなかったけどね(笑)」
吉岡「まだ一人じゃ変身できない(笑)」
高野「うしろに2人くらいいるからね」*5

告知

吉岡さんからは「5/21にライブをやります」とのことで『マスターズSpecial Live』の告知。

高野さんからは「監督をやります。以前にこういうものを作ったのですが諸般の事情で発売できなかったので2作目を作ろうかと思います。クラウドファンディングキャンプファイヤーで資金を募集するので、発表したらよろしくお願いします」

次回のトークライブについては「年3回やりたいね」「できるかな…」という会話をしていました。3回は微妙ですが年2回はやってくれそうな様子でした。

スリーショット撮影会と握手会

これ前にも書いたかもしれないのですが、吉岡さんは力強く握ってきて、高野さんはやさしーく握手してくる感じです。お2人ともキラキラしてて、とても格好良かったです。


おしまい

*1:お題を出した方にプレゼントされた絵でした。その方にお願いして写真を撮らせていただきました。ありがとうございました。

*2:8兄弟の時は藤宮と先輩ウルトラマンの共演シーンが無かった、と言おうとしたのかな思います

*3:その映画は「ウルトラマンサーガ」

*4:オリジンサーガのXIG-NAVIは、空中に画面が出ます

*5:アグレイターが進化していない:高野さんがよく話す撮影裏話で『アグレイターをくるっと回すシーンではスタッフが後ろで紐を引いている』というエピソードがあります。オリサガでも同じ撮影方式だったという意味の発言